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お薬のめたね。

by おたかな

これは私自身体が弱いからこそ考えることなのだけど、毎日薬を飲み続けていること、それは体が弱い人なりの強さだ。

今どき西洋薬なんてだいたい苦くなんかないし、日々良くなってるんだとも思う。私が7年も前から飲み続けている薬もまた去年錠剤表面のコーティングが変わってすごく飲みやすくなった。どんどん量が減ったり、飲みやすくなったりしている。だから今回も別に、薬を飲むことが苦行なんだ!!!とかいう話ではないし、時代自体がそうなりつつあることも知っている。

それでも、私がそれを強さだって呼ぶのは、薬を飲むこと自体じゃなくて、
飲み「続ける」ことにある。

ルーティンになって、毎日の動きに溶け込んで、薬を飲んでいる事実を特別に考えることなんてないじゃないかと思うかもしれない。それは本当にそうなのだけど、ふとしたときに薬を飲み続けているっていう事実を強く意識させられるときがある。急に友人の家に泊まることになったとき、旅行のとき、人前で飲まなきゃならないとき。人前で薬のようなものを持って席を立つだけで、弱さを見られているようで、とんでもなく情けなくなって、これ以上見ないでほしいってうずくまりたくなるときがある。

薬を飲まないといけない事実に向き合って、受け入れて、付き合って、それを続けているということ。

それはその人弱いからしていることじゃない。その人が強いからできることだと思う。胸を張っていい。恥ずかしくなんかない。薬なんかに頼るなって言う人なんかに負けるな。

頑張れ。
どんな人もみんな頑張れ。
きっと大丈夫。

お薬飲めたね。
2017.6.06


おたかな
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